放射線ホルミシスとは

はじめに

東日本大震災による福島原発事故。これを受けて、日本中、いや、世界中の人々が放射線について様々な情報、様々な報道、様々な人の考えをベースにご自分のお考えを持たれていると思います。

単位や数値、測定器の名前、核反応の仕組みや原発の構造など、初めて知ることがあまりにも多かったのではないでしょうか?

 

私、株式会社エスカコーポレーション企画開発部 畑田浩伸と申します。

 

約10年間、この自然放射線レベルのホルミシス効果に携わってきました。

このごく低レベルの放射線も継続して浴びることで、健康維持に役立つことを実証してきました。

 

安全な数値だとか、危険な数値とかではなく、自然の恩恵として誰でもが享受できるごく当たり前の自然放射線量なのです。

 

この自然の恩恵を皆様に正しく理解していただくことを目的にこのページを作成してみたいと思います。

自然界に見る放射線

自然界には様々なところで放射線を測定することが出来ます。原発事故以来、一般の方も簡易測定器を手に持ち、生活環境を測定されていることと思いますが、意外なところで放射線を測定することが出来ます。

 

山や川を歩くと、色々な石を見つけることが出来ます。その中でも一般的に花崗岩と呼ばれる石は、比較的放射性物質を多く含んでいるので、ガイガーカウンターを充てるとピリピリ反応すると思います。

 

自然界から少し、人間界に入ってくると、生活の中で使われる陶器からも測定できると思います。

 

昔、HOLMICシートを作り始めたころ、試作で上がったシートサンプルは、会社の応接室に置いてあった陶器の灰皿よりも放射線量が少なかった・・・ということもありました。

 

陶器からは放射線が出ているのは、ビールカップで泡がきめ細かくなったとか、焼酎サーバーに入れておいた焼酎が美味しくなったとか、陶器の灰皿からはタバコの灰の臭いがしないとか・・・

 

色々なところで放射線の効果が発揮されていたりするのです。

 

これは古来より自然界の恩恵をいかにして生活に取り入れてきたか?ということの表れではないでしょうか?

 

 

日常生活と放射線

左の表をご覧ください。我々が生活の中で受ける放射線量を示したグラフです。

 

健康診断や、精密検査で受けるレントゲン撮影も、出張で使う飛行機も利用することである程度の被ばくをしていることになります。

 

例えば、放射線に対する誹謗中傷が今以上に激しくなって、仮に放射線ゼロという環境が出来たとしましょう。

そうすると、おそらく生物の生命維持活動に支障をきたすことは間違いないと言われています。

 

ある科学者が、鉛で遮蔽した容器の中でゾウリムシの発育を観察したそうです。

Aは、厚み10cmの鉛で放射線を遮蔽した容器、Bは、厚み5cmの鉛で遮蔽した容器でそれぞれの発育(増殖)を観察すると、5cmの厚みの容器に入れられたゾウリムシは10%増殖したにも関わらず、10cmの鉛で遮蔽した側のゾウリムシは5%以下の増殖だったと。

 

相手がゾウリムシなので実感は得にくいですが、これは生物全てに言える、自然放射線の生命維持活動の真実を表します。

 

 

 

もし、我々の住む町、住居が放射線ゼロ地帯になったら・・・

 

地球創生以来続いてきた生命が途絶えるのではないか?そんな風にも考えることが出来るのかもしれません。

 

 

隕石と地球と宇宙

価値的に言うと、数十億円レベルの隕石をコレクションされている方が東京にいらっしゃいます。とてもお元気な方です。

この方は、隕石やラジウム鉱石を利用して、その放射線のチカラでお客様を元気にする仕事をされています。

 

そもそも、宇宙から飛んでくる隕石は、放射線物質の塊のようなものです。

ですので、展示室のようなところにお邪魔すると、ガイガーカウンターが鳴り響いてます。

 

地球を始めとした星というのは、こういう宇宙のガスや隕石などが固まっていき、今のような形状になっています。

 

そこに太陽との距離の関係で、生き物が産まれてきた歴史があるのですが、地殻などのこの星を形成する基礎のものは、地球上のものではなく、もともとは宇宙のものなんですね。

 

 

地球上にあるものだから・・・

地球上に我々人類よりも、恐竜よりも、微生物よりも、植物よりも、全ての生命より以前から存在していた放射線。

 

私たちは日々の生活の中で、この放射線をわざわざ遮蔽して生きてきたでしょうか?

 

恩恵こそ受けてはいますが、自然放射線から被害を受けたことは無いでのす。

 

しかも、水、空気、などと同じくらい、生き物にとっての必需品であることもわかっています。

 

 

原子力エネルギーと地球温暖化と・・・

地球温暖化という人質をとった犯人が、身代金として原子力エネルギーの推進を要求する大きなチカラの動くシナリオ・・・のような

 

そんな感じが私にはしました。

 

 

火力発電はCO2を多く排出する。原子力エネルギーはクリーンだ。

 

まぁ、そう見えましたよね。・・・事故さえなければ。

 

でも、発電所別でみると、火力発電所で事故にあった方や事故により亡くなった方の数は、原子力発電所のそれを圧倒的に上回っているんですよ。

 

問題は、『放射線が見えない』という恐怖感。

 

放射線=原子力爆弾というイメージ。

 

そこでしょうね。

 

 

見えないという恐怖

放射線って見えないですよ。当たり前ですけど。

 

ただ、黒い紙の下にドライアイスをいれた容器を作り、そこに鉱石などの放射性物質を入れると、放射線の軌跡が見えたりしますけどね。

 

でもそれは、放射線ではなく、放射線の飛び出した軌跡ということです。

 

とにかく、この『見えない』ということが、放射線に対する予備知識のない人達を怖がらせているのは間違いありません。

 

風に運ばれていく枯葉のように見えれば良いですよ。

山の上空で黄色くボヤーっとした花粉のように見えればまだマシですよ。

 

私の場合は、風に運ばれてくる黄砂が一番怖いですけどね。

 

 

放射性物質

今回、食品の放射線検査で対象となるのが、放射性セシウムです。

これは核反応分裂により生成される放射性物質で、自然界には存在しないのです。

※セシウム(Cs)はもちろん存在しますよ。

 

つまり福島原発の放射性物質拡散による影響を調査する場合は、放射性セシウムの存在を調べれば良いというわけです。

 

弊社のHOLMICシートももちろん検査しましたよ。

 

使用した測定器が、ゲルマニウム半導体検出器(Ge)という1500万円ほどの測定器です。

それと、4096チャンネル波高分析器を使って、3600秒間、γ線スペクトルを測定するという方法で、この時に、放射性セシウムである134Csと137Cs、加えて放射性ヨウ素131Iから放出されるγ線を測定・解析するという検査方法になります。

 

ここで、上記のγ線強度が検出しなければ放射性セシウムと放射性ヨウ素は含まれていないことが証明されます。

 

これが福島原発の放射能汚染を調査する正式な方法になります。

 

一つの検体に対して、60分かけて分析するのです。

 

 

では、弊社のHOLMICシートからγ線は一切検出されないか?

 

いいえ、NaIシンチレーション式(低線量のγ線測定器)で測定すると、0.035μSv/hは検出されます。

 

今回の放射性セシウム検査でも、天然放射性核種からのγ線は検出されています。

 

 

 

大きな間違い

放射線に関する仕事をしていたもんですから、今回の自治体等の発表が非常に気になります。前述のように、放射性セシウムを検出することで、原発事故による放射能汚染が判明するわけです。

 

でも、1500万円の測定器で、しかも波高分析器でγ線を解析した結果、放射性セシウムの放射能(Bq)を発表しているとは到底思えないのです。

 

百万円前後で購入できる、NaIシンチレーション式サーベイメーターを使ったとしても、γ線の検出は出来ても、その原因物質が放射性セシウムであるかどうかはわからないし、放射性セシウムが全体の何割の放射能濃度なのかもわかりません。

 

ちなみに、HOLMICシート、全体で13,900Bq/kgの放射能濃度が検出されています。

が、その内訳に放射性セシウムは含まれていないのです。

 

つまり

 

魚を測定しても、カリウムの放射線を測定して、放射能濃度を出していることはありませんか?

 

お米を測定しても、γ線だけ測定していませんか?

 

カリウムなんて、我々には必要不可欠な要素ですよ!

 

それに、今まで、魚の放射能濃度(Bq)はどれぐらいだったのですか?

わかめは?その他海藻類は?

 

ちゃんと知った上で測定し報道しないと、ほんと、風評被害以外の何物でもなくなりますよ!

 

 

 

 

横道にそれましたが

震災後いや、事故後、人体の許容量が次々に上方修正されましたね。

 

1mSv/yダ! 20mSv/yダ! いやいや100mSv/yまでダイジョブダ! そんなことない200mSv/yまでイケる!なんて発表。

 

 

要するに放射線はいちどに浴びる量によって、善にも悪にもなるのです・・・ということ。

 

では、少しグラフを↓

今までの放射線の考え方は上のグラフ。

 

そこへ、出てきた学説が下のグラフ。

 

要するに、もし従来通りの考えなら、しきい値なし直線仮説で言うと、たとえ0.1mSvでも危険なんですよ。

 

でも、基準値が上方修正されたように、ある程度までは危険ではないのです。

これは、ネット上で「御用学者」と呼ばれてしまった学者さんたちがおっしゃってたことですが、真実ですよ。

 

 

で、このある程度までは危険ではない・・・と言われると、「じゃぁどこまで?」という質問になりますが、人を対象にした実験が出来ないので、結論から言えば、『どこからが危険なのかわからない』という事なのです。

 

それを見て、無責任だ!という世論になったりするのでしょうが、事実わからないし、やったことない世界であることは確かなのです。

 

 

でも、まぁ、「危険だ!命にも関わることだ!」って言っておけば大丈夫。

念には念をみたいな・・・そんな風潮になるのはナットクなのですが・・・

 

 

 

 

新しい学説 放射線ホルミシス効果

ここで、ここ十数年話題になっているのが、放射線によるホルミシス効果という学説の存在です。

 

先ほどの下のグラフにあるように

ある程度の低線量の範囲は、健康に有益な効果をもたらす・・・という事なのです。

 

考えてみてください。

 

ラジウム温泉や、ラドン温泉。太閤秀吉が愛した有馬の湯(銀泉がラジウム温泉)。

秋田県は玉川の岩盤浴、山梨の増富温泉、鳥取県の三朝温泉は湯治客に大人気です。

 

三朝温泉の仲居さんが言いました。

「ラドンガスが体に入って3日間残るから、ここから帰って3日間元気モリモリよぉ~!」と。

 

放射線ホルミシス効果は、その名は知られずとも、こうして湯治場での会話の中で出てくるフくるく~知られる普通の話なのかも知れません。

 

 

 

普通に生活して浴びる自然放射線。世界平均2.4mSv/y。日本はその半分くらいでしょうか?

 

学者説によると、10mSv~100mSvがホルミシス範囲ではないか?と言われます。

 

そうなると、我々のような一般業者は、放射性原料の取扱い規定の範囲内では何も手が出せなくなります。

 

 

 

 

塩とかしょう油みたいなものとお考えください

塩を少々、しょう油を小さじ一杯。

 

料理の中では味付けに普通に使いますね。

 

でも、もし、どんぶり一杯の塩を一気に飲み込む

 

もし、一升瓶ごとしょう油を飲む。

 

こんなことをすればどうなるでしょうか? 致死量ですね。

 

例えば医療現場で使用される麻薬系の鎮静剤。

 

精神安定に鎮痛作用にごく少量が使用されることがありますが、

 

もし、大量の麻薬を摂取するとどうなるでしょうか?

 

お分かりですよね?

 

放射線も同じように考えることが出来るのです。

 

少量であれば、味付けに料理の味に深みを持たせる好影響を。

 

大量であれば命に係わる悪影響を。

 

放射線ホルミシス。

 

自然界に存在する我々には、低線量の放射線に対する耐性が出来ていて、それを逆手にとって体に好影響を与えるシステムが産まれながらに備わっているのです。

 

コンクリート、アスファルト、森林伐採等々、自然が破壊されている過程で、普通の暮らしで浴びる放射線の量が減っています。

 

そうして減った分を補う程度でも、人らしく健康的に生活できるのではないか?

 

そんな思いで、HOLMICは開発され、臨床試験を継続しながら今に至るのです。